よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る
聖学院小学校は「神を仰ぎ 人に仕う」を建学の精神とし、1960年の創立以来一貫してキリスト教に基づく教育を行っている小学校です。
この建学の精神を実践していくために、聖学院小学校は「よく学ぶ よく遊ぶ よく祈る」という教育目標を設定しています。
この教育目標で大切なのは「よく」という言葉です。
「よく」には「たくさん」という意味もありますが、加えて質的なことも意味します。
「学び」においては神から与えられた個性や才能と、自ら習得した知識や技能を己のためだけではなく、他者の幸せのためにも用いるとの目的を持ち、仲間と力を合わせて学びます。
「遊び」においては自分だけ楽しければよいという思いではなく、自分も含めた皆がより楽しく遊ぶために心と体を用います。
「祈り」においては自分のためだけではなく、他者のため、とりわけ病やけがの中にいる友人のために、被災された方々のために、悲しみや困難の中にいる方のために祈ります。
聖学院小学校は子ども達が学校という社会で、共に学び、遊び、祈ることによって真に人を愛すること、そして愛を行動に結びつけるために必要な感性、知恵、技能などを身につけていくことを目指しています。
また、将来どのような仕事についても、それらを自己のためだけではなく、他者のためにも用いることのできる人となることを願い、教育活動を行っています。
校長 佐藤 慎