NZ親子ショートステイ 10日目

8月7日(水)、ホテルの窓からは美しい朝焼け。ミラマーで過ごす最後の登校日がスタートしました!6年生リーダーを先頭に、二列に並んでバスまで移動。これが最後と思うと、寂しさが込み上げてきます。それぞれのクラスで礼拝後、低学年は、アルファベットの練習。もうすっかり勉強のシステムを理解して、スムーズに動いています。高学年は、静電気の勉強。説明中はキョトンとしていても、実験になるとみんな生き生き。
 おやつタイムの時、立って食べている児童に「座って食べますよ!」と声をかけながら視線を動かすと、立って食べていらっしゃる先生を発見!文化の違いを感じました。

 保護者の皆さんも午後から授業の様子を見にいらっしゃいました。低学年は、マオリの伝統芸能の発表。高学年は、日本とニュージーランドのゲームをそれぞれ紹介し合って遊んだり、ペアで日本のクイズに挑戦したりして一緒に楽しみました。その後、全員が集まって、送迎会。歓迎会の時と違って、一緒にさまざまな体験をしたミラマーの子どもたちの顔は、はっきり区別がつきます。意味はわからなくても、マオリの歌が心に沁みました。聖学院小学校代表児童の素晴らしい挨拶の後、『主われを愛す』を手話付きで10人揃って賛美しました。日本語と英語で賛美しましたが、途中からミラマーの子どもたち、先生方、保護者の方たちも加わって大合唱!本当に特別な、温かく、優しい時間が流れました。バディとのお別れがあまりにも悲しくて、涙が溢れて止まらない子もいます。残念ながらバディがお休みの子もいましたが、いただいた たくさんのプレゼントと、六日間の中でいただいた たくさんの優しさ、そして貴重な体験は、子どもたち一人ひとりにとって、かけがえのない宝物になったと確信しています。バスが見えなくなるまで追いかけて、走りながら手を振ってくれたミラマーの子どもたちもいました。「Thank you!」「See you!」の声が響き渡ります!