11月28日(木)からっとした気持ちのよい晴れの一日、3年生は、学校から歩いて15分ほどのところにある「国立印刷局東京工場」へ見学に行きました。
「印刷局」というと本やパンフレットなどを作成する印刷工場と思いますが、実は、紙幣の印刷をしている工場です。そのため、事前に参加児童の名簿、引率者の住所や年齢などを知らせ、当日は引率者には身分証明書の提示やかばんの中のチェックが入るなど、緊張の見学となりました。
途中、滝野川公園の見事なイチョウを見ながら、あっという間に到着。入り口では名簿による本人確認の後、番号のついた入館証を首から下げて、緊張の中、いよいよ見学が始まりました。
20枚分の紙幣が大きな一枚のシートになってそれが500枚重なっている様や、新紙幣に活かされている職人技やハイテク新技術、構内にある鳳凰像のヒミツ、1億円(印刷こそしていませんが実際に紙幣に使われている紙でした)を実際に持ち上げてみるコーナー、紙幣にまつわる歴史やうんちくなど、実際に行って、見て、体験しないとわからない貴重な学びのひとときとなりました。
門を入ってから構内、工場内はすべて撮影が禁止で、内部の展示スペースのみの撮影となりました。しかし、一番伝えたかった様子は、今日見学したこどもたちの目にしっかりと焼きついていることと思います。