聖学院 SDGs デー

3月22日(土)「聖学院 SDGs デー 」が聖学院中学校・高等学校にて行われました。聖学院小学校、聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校3校共同の教育デザイン開発センターは、環境エコプロジェクトという中高生徒のプロジェクト活動を実践しています。毎年、世界気象デーである3月22日前後の日程を「聖学院SDGsデー」として設定し、環境に関して学ぶワークショップを、小学校児童を交えて実施しています。今年度は、3年生から6年生までの34名の児童が中高生が企画した5つのプログラムから2つのプログラムに参加して、SDGs について楽しみながら深く学びました。聖学院小学校の卒業生が、リーダーやメンバーとして小学生に理解できる様に説明したり、児童の動きを把握して1時間のプログラムを切り盛りしたりして活躍している姿も見られ、成長ぶりに胸が熱くなりました。

「フードロス削減チーム」
 世界では、多くの食べ物が毎日いろいろな理由で捨てられています。その「もったいない」についてカードゲームを通して考え、一緒に解決していこうというプログラムです。「ゴミ焼却施設」にいくカードが出ないようにみんなで楽しく協力しながら、自然にフードロスについて考えることができました。最後に、明日から意識して取り組んでいきたいことも一人ひとり選びました。きっとチャレンジしてくれることでしょう。

「菜園コンポストチーム」
 シールやテープを使って自分だけのペットボトルプランターとジョウロを作りました。プランターには、聖学院で出た生ゴミを使って作った土を入れ、小松菜の種を植えます。コンポスト(ねずみ色のバック)の中を見せてもらって、中にいる虫にびっくり!。また、コンポストで作った土を使った学校菜園「コミュニティの庭」で、ほうれん草や小松菜、スナップエンドウの収穫を体験し、大喜びでした。

「石鹸チーム」
 すごろくで石鹸と環境問題のつながりを学び、実際に環境に優しい自分だけの石鹸を作りました。色とりどり、形もアイデアいっぱいの、世界に一つだけの環境に優しい石鹸ができました!

「バガス×プラ削減チーム」
 バガス容器(サトウキビのしぼりかすからできている容器)に関するクイズを解いて、3Dプリンタで作ったイルカのフィギュアをもらいました。バガス容器を使用した容器とスプーンで、おいしいそぼろご飯をいただきました。

「エネルギーチーム」
 ペットボトルを使った自分だけの風力発電機を作りました。ペットボトルの羽根をくるくる回して電気がつくと、歓声!