第55回生の卒業式が行われました

3月13日(金)雲ひとつないおだやかな春の日、55回生の卒業式が行われました。
聖学院小学校は2日より休校となりましたが、卒業式は安全に実施できるようにと、6年生の保護者と教職員だけの参加にしたり、チャペルのドアは開放するなど、さまざまな変更や準備を重ねて、時間も混雑した電車で登校しないように1時間30分遅らせて、10時30分からの開始となりました。
在校生の歌は全会衆で歌い、卒業証書授与はテンポを少し上げつつそれでも全員に渡すことができました。

いつもの卒業式とちがうのは式終了後でした。
まず、卒対委員長より、学校への寄贈品である「大太鼓」の贈呈式が行われました。
新品の大太鼓は音楽の授業や音楽会で大活躍しそうです。音楽の先生がたたくと、ズシンとくる低音がチャペル中に響き渡りました。
するとスクリーンが降りてきて、送別会用に撮っておいた在校生のメッセージビデオが流されました。全クラスのおめでとうのメッセージがチャペルに流れると、それまで緊張感が漂っていたチャペルが一気ににぎやかになりました。
そして最後に、教職員が舞台に集合。この日のために練習をしてきた6年生に贈る歌「旅立ちの日に」を心を込めて歌い、卒業生の退場となりました。
今年だけの、とても暖かいぬくもりの感じられる卒業式となりました。
退場後は校庭で記念撮影、そして先生たちで花道をつくり、一人ひとりを校門まで見送ることができました。
4月には新しい中学校生活を送る55回生71人のこれからの歩みをお祈りしています。
卒業おめでとうございます!